失語症の作業療法

連続新スライド祭の最後!
失語症の作業療法!!
これで私のスライドを作り続ける日々が終了し,
日常にちょっとの余裕が生まれます\(^o^)/
失語症の作業療法でお伝えしたかったことをまとめますと
① 面接できない!作業療法にならないよ~(>_<)
→話せる or 話せないだけにとどめない
ちょっと勉強すると,それにプラスして非言語を含めた意志疎通も見ます.
ここまでは他部門さんもみますが,ここ+αをみることができるとOTになる
例えば,話もできる!意志も伝わった!でも・・・この人嫌だ!
こう思われては,生活に支障があるので,そこもみる!
そう!社会交流技能です!

ACISというOTの評価法があります!!これを知りましょう!!
そうすると,面接ができなくても行動観察である程度分かる部分もでます
② どんな介入をしたら作業療法になるの~?
→1)意志伝達などの交流するということを作業と捉え,
これを解消することから始めていきませんか?

2)言語を介さず,図形や写真を用いてイメージで内容を共有!
言語は分からなくても,イメージは理解できることも多い!

3)失語症の伝えたい事にあたりをつける!
そんな複雑な要求はしていません.
大抵は,生理的欲求,安全欲求,交流に関する事項です.

4)上記が済んだら作業を探す!
作業は聞いても分からないので,手当たり次第に提供して反応で察する

ここまで3部作で実施して参りましたが,
強く言いたいことが1つだけあります.
それは・・・・
これまで疾患別に分け実施してきましたが,
分かって頂けましたでしょうか?
どの疾患であっても,作業療法理論を理解していると
対応できるということです.
作業療法士は人を知り,人の行動である作業を捉えるのです.
変える目標は作業です.
多くの方が作業療法士として,作業療法を実施してくださることを
心から願っております.