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臨床知

私たちは研修会やSNS発信を通して
「OT知識」「OT技術」を発信してきた.
しかし臨床では,知識や技術を持っていたとしても
多くの失敗を経験する.
知識や技術を有し,効果的な使い方を予測し,
効果的なタイミングで提供しなければ成功はない.
効果的な使い方やタイミングの見極めはどのように行うのか.
それは「クリニカルリーズニング」の習得に光明がある.

Historical Hike

Card Game

クリニカルリーズニングの習得は,
多くのケースを検討する経験が不可欠である.
しかし個人情報の厳格化がなされた現在,事例検討は難しい.
では,仮想ケースで検討してはどうだろうか?
そこで生み出された発想が,カードゲームである.

 Card Lineup

7種59枚のカードから
年齢と性別,疾患と領域,ケースの性格,
現在の問題,気持ち・心理,習慣,環境
を選択し,仮想ケースを作り出す.

lineup.jpg
Prehistoric Rocks

Clinical Reasoning

仮想のケース情報から

ケースの生活背景を仮説推論し,ケースを理解するセッション

ケースの問題を克服するための介入を検討するセッション

ケースへの介入による作業や生活への波及効果の考察セッション

以上のセッションを設けた.

アウトカムは,「心の寄り添い」と「継続的な効果」を

推論上「矛盾」がみられないかで判断することとした.

Exercise

私たちは
実習前の学生に対する演習
後輩に対する教育
経験者の仮想事例検討などで
本ツールの使用を想定している.

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